幸せが落ちる様に

拾い集めた

膝を擦り剥く

頬が熱を持って

君へ触れる

砕けたのは

二人の世界

俯いた背中は

丸く笑っている


穏やかな熱を

透ける青に溶かした

それだけでいいんだよ

きっと単純なんだ

君と線路の上

なぞる様に歩いて

辿る記憶の端で

跳ねている

君と二人

笑って


遠くから聞こえる

反響した声

緑の絨毯に

包まれて笑う

縺れた足で

君に抱きついて

幸せだと

空に隠す様に囁いた


嗚呼、幸せだね


もう誰も気付かない

残した温度も

君が飛ばした

言葉も二人

指先で触れた

柔らかな世界で

壊れていく様に


僕らは幸せだ

とても、とても

二人ぼっちの世界でも

幸せなんだ