ひっくり返した
乱雑に落ちた本の山
開いたページは折れ曲がり
本題を隠して笑う
意味のない文字の羅列
君は笑っているけど
それでいいのかな
もう正しい事なんて
最初から分かりはしないけど
投げ出して
逆さに映る視界
靴紐緩んだ坂道で
転げる様に手を離す
それでいいのかな
知らないけどさ
同じ様な名前
同じ様な髪型
同じ様な人生に
同じ様な物語
ぐるぐると繰り返す
笑っているのは
嘘吐いた君だけど
どうしようもなく
頭の中で反響して
本当のところ、
大事な事なんて
僕は一つも知らないんだ
声は潰されて消えた
文字の羅列の中
君が埋まっているのが見えた
ねぇ、君は知ってるんでしょ
それなら教えてよ
僕らは×××なのかな、
答えなんて
本当は誰も知らないけど
本の中で僕は
君へ向けて笑っている
折り曲げられたページは
もう先へ進めないで
それなのに笑うんだ
君は、僕を
嘲笑うんだ