下降線上を辿る

放物線が描く

緩やかな明日を望んだ

横顔は朝日を映す

溜め込んだ光は

飽和して弾けて


静かに語り始める

それは始まりの言葉

眩しいまでの、序章


おはよう。


もう目覚める時間だよ

今日が終わるその時に

笑っていられる様に

その両手を握って

分け与えた答えを

抱え込む様に蹲って

歩き出すんだ


途中の道では

君は俯いていて

笑えないよ、なんて

そんな言葉も漏れて

それでも木漏れ日の中

光を拾っていた


伝えてないのは

悲しいから


おはよう。


終わりが始まる

君は明日を迎える

今日は砕け散った

寂しさの欠片

それでも眠りにつく

君が沈んでいく

意識の底で


笑っていて

望んだこの世界が

綺麗なままであるように


おはよう。


おやすみなさい。