嘘吐き合わせた

裏表の表情の中で

淀んだ感情論引き出して

真っ赤に染まり出した

目尻に淡く言葉を乗せた


呼ばないでいて

知りたくない事まで

心に留めておきたくないから

切れらた様に笑えない

何をもって比べているのか

分からないままに

天秤にかけているようで


それが嘘である様に

願う事は忘れなかった

貴方が笑っていられる事が

夢でない様に

なのに言葉が選べない

言葉を選ばない事が

崩していく

汚していく

もう言葉の先じゃ

何も残らないのに


呼ばれない様に

耳を塞いでまで祈った

吐き出されたのは

無感情に乗せられた

知らない誰かの感情論

それならもう何も知らないで

ただ感じるだけの今日を

静かに心に落として

揺らす事のない様に

比べる事のない様に

切り裂かれた人の言葉に

もう痛みを感じる事もない


不安定を呑み込んで

精神安定剤の幻覚を見た

もう夢は見れないよ

貴方が選ばないのに


裏表に引っ掻きまわす

そこに残る傷跡は

アスファルトを突き破る

貴方がそれでいいなら

もう何も望まないよ

痛まない言葉の棘を

穏やかに嚥下する様に

優しさに沈殿する

弱い僕は溺れた罪状


ほら嘘吐きが殺していく

天秤に乗せられたのは

誰と誰の重さですか?

比べない様に

比べない様に

揺らしてはいけないのは

それを誰も望まないから