優しく絞め殺した

浮かべた笑顔が

小さく歪んでいく


消えたいな、なんて

呟きにも満たない

言葉の破片を

握り潰して


君が笑う

その先には

もう希望はないよ

小さな幸せも

踏み躙られるなら

苦しいだけの

傷付いた心臓を

労わる様に撫ぜる


遠くまで行けば

逃げてしまえば

何かが変わるから

弱音なんて

結局逃げなんだよ

強くなれないことへの

言い訳なんだ


優しく殺された

瞳に映ったのは

泣きそうに細めた

僕の二つの目だけで


級を止めた

僕を止めた

それなら

もう許そうか

慣れてしまった心は

積み上げられた

ガラクタの城で


意味のない言葉の羅列が

僕の居場所を奪っていく

優しいだけの声は

もう要らないよ

僕は僕を許そう

僕の全てが望まれるなら

絞め殺す様に呼吸を奪って

僕の姿を笑う様に消して


望んだ世界は

きっと優しいまでに残酷だから