君は笑ってるだろうか

僕は苦笑い続けて

今でもこれからも

同じ様な不安だらけ


誰かと被る様な人生だけど

今此処で生きてるのは

結局僕一人だけで

それでも抱え込んだのは

僕しかいないから

此処にあるだけの

目一杯の不安を

空に投げるようにして

笑っているんだよ


「知らないよ」


だから笑ってるんだって

誰も気付かないで

曖昧な表情浮かべて

君はきっと俯いてる

冗談ばかりなんて

思っても無い事ばっか

言葉が零れてしまう


分かれ道は

選択制の

嘘発見器みたいな

不安発掘を繰り返す

もういいよ、

その言葉の先で

君は俯いたんだ


仰ぐ事はないんだね

足元に広がる不安は

誰にも拭えないのに

君は立ち竦むんだ

僕も一緒に

その手を取って


「笑えないね」


そう言って笑えば

きっと知らずに済んだのにね