傘の中で笑ってる
迷子の黒猫は
雨音響く通りに出ていく
濡れた毛色も
漆みたいな瞳も
馬鹿みたいと
僕を笑ってるようだ
明日も同じ、
明後日も同じ。
昨日も同じだった気がする
じゃあ今日は?
機械仕掛けみたいに
繰り返しの毎日で
針の音を気にしながら
また今日も走ってる
もう良いよ、
大丈夫?
なんて。
聞きたくなくて
僕はただ
折り目を付けたいだけ
くだらない事なら
僕だって諦めがつく
なのに変わらないんだ
同じ様な世界で
いつも苦しいよ
だけど諦めたくなくて
仕方ないから
また針の音に笑うんだ
傘の中では見えない
視界不明瞭の世界じゃ
君を迎えに行けないよ
黒猫に投げかけて
じゃあ、また明日。
なんて馬鹿みたい
くだらない言葉に
苦しむくらいなら
僕はまた笑うよ
変わらない事を
諦めないで
僕はまた頑張ってみるね
それじゃあ、また。