手折る様に
祈りを砕いた
分かりやすい
件の運命
永久の願いなど
意味を持たずに
『私は貴方の幸せを願って、』
生きていれば
幸せなんだと
花咲く丘で一言、
添える様に呟いて
祈る十字を焼いた
指折る度に
焦燥に苛まれる
貴方は知っていますか
足音を鳴らして
近付くのは終焉の鐘
音は途切れる様に
小さく泣いていた
『この歌を捧げよう』
きっとそれは幸せ、
貴方が手を伸ばした
最後の時間
不満を零しては
苦笑いを浮かべるばかりの
偽善紛いの上辺の真実
それが貴方の為なんて
壮大な嘘を重ねて
でも誰も知りません
誰も分かりません
ただ其処に在るのは
小さな祈りだけ
明日を生きる事を厭わない
ただの小さな命だけ
ならそれを捧げようか
明日を生きる為だけに
腕を掲げて
掌を合わせて
指を曲げて
目蓋を閉じる、
貴方が笑っていられるなら
私が隣で笑っていられるなら