この腕を擦り抜ける


全ての声の審判


深淵の言葉に裁かれる


天を仰いだ虚ろを


映し出した碧眼


金糸から覗く世界は


誰が綺麗と呟いたのか


ノアの大洪水に流された


浄化されし大地の声が


私の耳に飽和する


ぐわり、と一度大きく反響


囁ける愛の言葉に


満ち足りる事はない




私は、接吻されし人


唄歌いの言葉はここまで


誰も入れぬ境地は


慈悲を持って貴方を包むだろう




それは、審判


それは、断罪


それは、愛憎




裁かれた彼の人へ


愛おしき人へ!