孤独に境界線を引いた


「此処から先はダメだよ、」


回り始める映写機のフィルム

映し出したライトの中で

君が笑っている、

ような気がした


分からないよ、

その先の意味が

踏み出した道の先で

分かれ道があるなら

今この手を解いた方がいいのか。

どれも正解なんて

ないのかもしれないけど、


「ごめんね、」


汚れた白線の上で

泣いてるような気がして

振り返れば何もない

足跡も残らない様な

そんな人生の中で

君は笑っていたのかすら

今の僕には分からないけど


「戻れないよ、」


何処にだろうか。

始めから居場所なんて無くて

失ったものなんて、

きっと最初からないんだよ


二人きりの世界で

淡く溶け始める色彩の中で

輪郭が曖昧に浮き上がる

それがきっと始まりだよ、


ハジマリに、なるんだよ。