ぐるぐる回って
市街地に落下
夜の底海に落ちて
月の片面薄らと笑う
誰かの影踏み
僕らの船は壊れていく
間違い探し
狂ったバニラの道化師
白銀の瞳は何を映す
吐き出した言葉の意味も
溶け出すうわ言
きっと誰も気付かない
作り物の笑顔
君が掴んだ掌も
冷たく歪んで泣いている
林檎の木の裏で
二人だけの約束事
指切った本音と
針の中で笑って
それでいいんだって
そう言う君は強がりな弱虫
跳ねて変わっていく
笑えない冗談で
メリーゴーランド
君に白馬の王子様
似合わなさ過ぎて笑えるよ
今にも泣き出しそうな表情で
無理したその奥で
捨てられたガラクタが
二人の街で踊ってるよ
冷たい片腕を振り上げて
息を吐けば誰も見ない
気付かない本当のところ
君が望んだのは
他でもない輪郭の曖昧な感情
錆付いて離れない
下らない愛情の一欠片
赤い赤い実が落ちていく
その中で君は一つ拾って
また笑って言うんだ
それでいいよ
どれでもいい
巡り始めた嘘の中で
白馬の王子様は壊れて
理想像の中で生きていく
誰のでもない僕の
ただの戯言の世界で
落ちていく船の破片
僕らは同じ様に囁くんだ
単純で簡単な
複雑に笑う君への愛を
動かない観覧車の中で