草原の上を

駆け巡るは風

二重の螺旋を描いて

弧を流るる美しき輪

半円の笑みに並べる

三日月の瞬きを

誰が忘れられるだろうか



Yo, ru, lar, a

(私は貴方の言葉を知る)


失はれし物語の

序章を見つけたのなら

言葉を繋げて

青々とした

天空の蒼を塗り潰して



Yo, re, ente

(私は青色に触れる)


知る事を叶わなくとも

触れた指先の温度を

冷たさに溶ける前に

嘘で固めた心に落とす

黄金の色彩に

目蓋を閉ざした



Yo, ura, a

(私は貴方)


だから私は溺れる

貴方が沈んだ青色に

草に触れた頬が

伝える雫が

誰かを傷付けても



Yo, lavai, a

(私は貴方を愛する)


誓いは変わらない

願いは今も同じ

駆け抜けた風が

影を追いかけていく


よ、らばい、あ。


貴方を愛すと囁いて