白 に  溺れる


虚ろに目を開いて

両の腕を広げた

何処に、繋がる?

溢れたのは、誰の×××?


此処にいるのは、誰?


白はやさしい

拒まない、残酷さも

淡く溶かして、溶解する

色彩は綺麗に

零れる、

掌から。


ぼくは 落ちていく よ


もう眠いんだ

ふらふらと

揺られて、

泡が、


君が、


その手を、




ああ  きれい  



いつか また きみを


あいせたら


つたえたい な


あいしたい な


きみ を


きみ    を