顰めたのは怖くて

隣り合わせの温度と

背中合わせの鏡に隠れる

傷付かなければいいなって

少しだけ思っちゃって

気付かなければいい

この言葉は渡せないから


眉を小さく寄せて

優しい言葉に含めた

本音は悲しいけど

柔らかな温度は本当で

もうなにも言えないよ

言う言葉もない

「本当」は穏やかに

終わりを告げて手放す


頭の中から消してくれたら

翳した掌に透ける

分かっているつもりで

零した本音を拾った

届いてないのに

行けないことを正当化した


怒ってよ

叱って

悪いのは僕って

そう言ってよ


優しいだけの温度は

僕を赦さないから

歩き出した足を

止める事はもう出来ない

だから今を殺して

明日を生きるね。

君も一緒に


僕の手を放して