覆う掌に残るのは

捨てたはずの×××

どうして見つけた

どうして見捨てた

こんなはずじゃない

こんなの望んでない

見守るだけの瞳も

どこか歪んでいく

誰かの幸せを描くたび

軋む心を無視して


隠していた声も

もう戻れないと泣いて

君が含んで落ちる

紫雲をも引き裂いて

自ら終わりを選んだ

離れたのは僕の方で

眩む様な日差しも

突き刺すのは内側の殻

護る為に薄く張った膜も

意味を失えば脆く零れる

どの涙を望んだの

僕は悲しいだけなのに


もう拾わないで

同情なら苦しいから

抱いていたかったのは

君じゃなくて僕で

崩れ落ちてく音も

狂う様に奏でた音も

僕が望んだ終わりを描く

思い出なんだよ