残響。 忘れた記憶 乗り過ごした 一線向こうの色彩 静かに置いていく 言葉も淡く溶ける 望んだのは 悲しみじゃない 痛いと 寂しいと 口に出せない 弱いから 気付いて 他人任せの心は 簡単に崩れた 脆いだけの感情を 見守るだけの強さが 欲しかっただけ 降り積もるのは 憎しみじゃない ただ欲しい言葉は 仄暗く悲しみに満ちる 単純でいい シンプルに混ぜる この手を差しだして 笑っていて 悲しくない様に 痛くても 寂しくても まだ此処にいれるって そう、思わせて 捨て去る感情に 僕を残して