振り返れば終わり
夢に締め付けられる
指の跡に這わせる
痣が許すよ
それが愛なら
要らないよ
必要ないと
吐き出す様に零す
言葉の羅列に
呼吸を奪われる
電車の震動に
何処か力を込める
聞いてほしい事は
もう閉まってしまった
静かに生きていくことしか
出来ないって知ったから
生白い腕さえも
振るう力が必要で
この手が知らない嘘を
捨てる事は難しいよ
だって君が教えた
言葉に裏切られた
僕はもう二度と君を愛せない
許さなくていいよ
だって僕も許さない
なのにね、
この腕は君を抱くよ
許してほしいのは僕だって
裏切ったのは僕の心だって
そんな上辺の心は
石ころみたいに単純だ
夕暮れに落ちていく
朝の温度を吸い取って
帰る場所を見つける
いいんだよ
帰っておいで
そんな一言が欲しいだけ
それだけなのに何度も繰り返す
嘘吐き僕らには
丁度いい距離なんだろうね
この身体に残る嘘に
得るものは何もないよ
だけどね、贖罪だ
君への罰だ
それだけの為に
僕は生きる
君が帰る場所になる時に
全てが終わるよ