咲き誇る花束に

隠したのは深海の闇

僕はもう歩けないよ

逃げてしまったから

縺れた足に絡まる

蔦の葉が悲しみに嘆く


解いて、手放した

君は泣き笑いの嘘を

何度繰り返したんだろう

色彩の海は鮮やかに

溺れる事を許さない


断罪の花弁は

緩やかに殺していく

感情の暗闇を抱きしめて

触れた指先でさえ

冷たく凍えていく

伝わらないのは

言わないからだって

知ってるのにね、


花束に埋めた顔は

もう目を開かない

届くはずの声も撃ち落として

紅の色彩を散らせる



僕の嘘は、ここまで