尋ねた声は飽和した

跳ね返っては欠けていく


―君の問いに、僕は答えない


失くしたモノも

隠してしまってさ

最初からなかったことにして

向き合うことからも逃げた


―それは君ですか


僕の心が触れる

色彩に溺れてしまえば

きっと逃げられない

空を切る手も、

きっとそうだ。


言い訳は増えて、

口数だけは減って

それでも君の手を握って

離れるのが怖いだけだと

事実を認めるのも嫌で


―単純な世界の嘘を知ってますか


だけどそこに君がいて

誤魔化さない瞳を知って

勘違った言葉も知って

その裏にある感情も知った


―それが君だった


その色は其処に在った

上手く隠れてしまって

気付く事はなかったけど


こんにちは。


おはよう。


僕を知る君へ。


今、見つけました。