君の背中を追う

まどろむ様な夢が

緩やかに暖める


二人だけが其処に在って、

二人だけがそれを知る。


呟く言葉に含めた

少しの恨みは失くして

歩く速度を遅めた君の

指先に触れたのは、

必然を求めたから


「話をしようか」


この時間を残して

和ませた目元が

長年の夢を醒ませる


何年も待ち続けて

今の君を見つけたんだよ

此処にはもう、二人だけ

君と僕だけの箱庭なんだ


首を傾げて笑う

緩めた口元に寄せる愛は

二人を置いていく夢


君と僕が過ごした夢の話。