無意味が広がる

海の様な

深海の藍は

暗く冷たい


揺られた

電車の吊り革

横目で流した

狐は嫁入る雨の上で

悲しみに穿つ


そうして

僕のなれのはて

笑ってください

歩けないなら

馬鹿だなぁって


枯れ枯れとした

疼きと渇きは

抉り出す

僕の感情の嘘を

食べては泣く


だってだって、

君は居ない

なれのはての姿は

悲しくて

見れないんだ

視線は俯いては

笑顔を塗り潰した


深海は

足を捕って

嘯いて薄々と

消えていく

溶けていく


なれのはての

むこうがわは

わらって、

いられる

の、


な。