レイニー

流してくれよ

余計な言葉を

要らない感情を

届かないなら

流してしまえよ

エラー広告の波で

足がつかない悲劇を

吸い込んだ海水

肺に満たされる声

キープアウトの文字を

踏み越えて

白線を引いた

プログラム言語は

溢れだした

ディスプレイの渦


レイニー

僕がここにいたのは

君の為じゃないのさ

言葉を繰り返して

意味を捨て去った

人様の嘘に乗っかって

掌転がし笑ってみる

赤目のダイスを摘みあげ

信じた心を

ゴミ箱へ運ぶ

それでいいんだろ

僕はいいよ


増えた0と1の波に

囚われたのは×××

溢れだして

流してしまえ

たったそれ程度の

君の感情なんて

雨の様な鬱陶しさで

陰る心を

言葉で隠してしまえ

スピーカー越しの声

機械仕掛けの無感情は

きっとどれも無表情

ならいいじゃないか


レイニー

言葉はいらないのさ

すべてすべて

戯言だと笑ってしまえば

許されるのさ


戯言に被せた嘘だってね