くるり回って
飛んでいった被害妄想
夢日和は狂おしく
未だ駆け廻るのです
緩やかに落ちていく
意識の端は
忘れられないまま
大事だと思っていた
微かな憐憫を
一思いに切り捨てて
断罪するかのように
全てを失っていった
なんで誰も何も言わず
微笑むことが出来たのか
分からないまま貴方は
淡い恋に落ちていくことを
享受したのでしょう
甘く、密やかな愛情は
とてもとても幸せに満ちた
美しいものでした
それはまだ若く、
微笑み混じりな思い出
きっと忘れられないまま
貴方は狂っていった
幸せは何処へいったのか
気が付けば
あの時とは違う微笑み
浮かべるのは
堕ちていく憐れなヒトでした
ただの、ヒト、でした。
甘美な毒は酷く辛く
狂おしいまでの愛を残して
手放したのです。
貴方は認めなかった
嘘吐きだと罵った
それでいいのです
何時か気付く時がくれば
また笑いあえると知っていたから
さようなら、
愛した人よ。
大事なものは
仕舞っておきましょう
また来る日の為に、
貴方を愛する時の為に。