声が

聞こえた

気がした


それは

最後の唄


君の

最後の言葉


怖いけど

それが運命で

受け止めて

生きるしかないんだ


さよなら

記憶の海に眠る

永遠の君


僕が消えても

二度と失わない

忘れてもいい

ただ何度でもいいから

僕のことを覚えて


忘れてもまた

僕のことを繰り返して

言葉を声を

隅でもいい

一日だけでも

覚えてて欲しい


そうしてまた

僕は生きるから


掻き消えた

君の記憶を

一から繋ぎ合せて


最後が来ないようにと


祈ることだけは忘れないで