気付いた時には


もう遅かった


握ってたはずの手も


見つめていたはずの瞳も


緩やかに外されていく


終わり。


これまでだって


そんな事を云う口を


塞ぎたかったのに


思わず俯いた僕は


もう戻れないと


何処かで分かってた


それだけの言葉が


ただ虚しく溶ける



どれだけ好きでしたか


どれだけ愛してましたか


どれだけ、どれだけ、


僕の愛を受け止めてくれましたか



喉の奥で詰まったままの


色んな感情が泣いた


言えないだけの感情で


泣けないだけの表情で


現せないなら


預けたままの愛情で



君を愛せたと、


そう口にして涙を流した