おかえり


おかえり


息衝くこの場所へ


おかえり


おかえり



掌の内側の方へ


手招いて


くるりと反転、


夜の次へと翻して


おかえり


また光へと昇って行きなさい


それは摂理


それは秩序


それは答え



必要なのは


その喉を震わす


音と温度。


貴方の


温度。



おかえり


おかえり



誰もが皆


その時を待っていたのだから