きっと、


君の見ている景色は


僕と違うんだと思う


この世界の全てが


君の為にあるんだと


そう錯覚してしまう程に


この世界は美しい


そしてキタナイ。



二つの矛盾を抱えてなお


君は笑っていた


包み込む様な抱擁も


けれど突き放す様な棘もない


全てが等しい


綺麗な世界に落ちてくように


海の底に沈んでいく


気泡は昇っていく


何もかも知って


何もかも捨てていく



あの空に、


気付く前に。