世界が知らせる


カウントダウン


君はまた泣いてるかな



心が叫んでると


昨日も今日も謂った言葉が


君へと消え入る前に


届けた数だけの粒が


宙へ浮かんで


溶けていった



スリー、


ツー、


ワン。



それが愛だって


それが恋だって


謂ったはずなのに


泣いた心を欠片は


何処か遠いところに在る気がして


悲しいなら泣けばいいと


そう謂った君が泣いていたんだ



世界が叫んだ


カウントダウンは止まらない


それなら君を抱きしめて


泣かないでと謂えたら


受け止めるだけの腕があれば


浮かんだ言葉も


たくさんあったのに。