朽ちた鎖が


世界を連れて落ちていく


それが愛だと


気付かずに



離れても愛してる


なんて嘘は


聴きたくなかった


綺麗なままの


愛であってほしかった


呟いた声も遠いなら


君との距離も


遠くなる気がして



飽和した感情は


滑っては枯れていく


枯渇した水の上に


貼りついた映像を


もう二度と流れない様に



愛していました、と


消えていく音に乗せた