弱いだけの言葉が


右往左往する


誰かの影を踏みつける


雑踏を掻き分けて


探したのは


きっと大事な『何か』


だった気がする



思い出せないのは


欠如した『何か』のせい


それすらも見越したように


ワラウ誰かの声


君は不機嫌を隠さないで


その凶器にも似た感情を


あてもなくぶつけた


ナイフは胸に当たって落ちる


突き刺さった言葉は


きっと愛にも似た想い



弱くてもいいじゃんって


そうは言っても


認めたくはないから


突き放す様に刺した


誰かの言葉を繰り返す


『何か』を知らないまま


雑踏に失くした


私はきっと馬鹿なんだと


笑って言った