終わった世界が


視界を覆うなら


この恋の行方も


一緒に眩ませて


綺麗なモノじゃないけど


それでも抱え込んだ


想いは本物だって


知らないでいたけれど



綺麗じゃなくていいから


大切にさせてほしい


それだけが真実だから


その腕で包まれなくても


その声が聴けなくても



薄く広がる湖面は


揺れる鼓動を映して


君の瞳の奥に隠れた


ぼやけたままの感情を


音に紡いでよ



好きなんだよ


一度きりの夢を


見ているだけの


たった一つの


大切な恋だった


だからね、


いつまでも笑って


曖昧な気持ちは


私が一度見た夢だったのって


そう言って笑ってあげるから



愛してるよ。


好きだった。