白、黒、白、


点滅する世界


私を失う


この世界の色は


塗り潰した


色彩の消失を


理由にした


悲しみの連鎖



窓ガラスに映る


自分の表情が


少しずつ歪んでいく


そんな風に見えて


切れた唇の端から


流れる赤だけが


嫌に鮮烈で



白、黒、白、


赤。


どれが本当か


どれが嘘か


分かる訳もない



締め付ける様な


そんな感覚だけが


失った感覚の中で


唯一のリアルだった