君の帰りを待っていた


最後の別れも言えないまま


離れるなんて悲しいから


せめて一言だけでも


君の声を聴きたかった



「ごめんね」は要らない


「ありがとう」も要らない


僕が欲しいのはたった一言


「ただいま」が欲しい


君の帰りが欲しい


君の声を思い出すたび


この心が叫ぶから


引き攣る心を抱えて


君の居場所だけを守った



きっと苦しかっただろうな


なんて、言う事は簡単で


でも君の歪んだ笑顔を見ると


泣きたくなるのも事実で


いつかは来ると


覚悟をしてたはずなのに


君の姿を見ると忘れてしまうんだ


まだ大丈夫、って


まだ一緒にいれる、って



だから今は君の帰りを待つ


もう大丈夫だよって


もう平気なんだよって


そう言いながら笑う顔を僕は


待ち続けるんだ


そして笑顔で言って




(ただいま、って、)


(あの綺麗な笑顔で、言って)