忘れ去られた
記憶の墓は
灰色の空に
滲む、
溶ける、
落ちる。
幾度と傷付けられた
剣の切っ先
誰の足跡を
踏みつけたのかさえ
誰も知らぬまま
くすんだ色のペンダントを
首に掛けたまま
地平線の向こう側を
仰ぎ見る
空が、割れる
静かに目覚め出した
この星は
泣いている
垂れ流した血の跡を
誰もが知っていながら
笑う、
嗤う。
狭間から覗く
空の色は青いのに
きっと溢れすぎた
なにもかもが
誰もが
知ってしまった
この星の記憶の果てを
この星の行く末を
この星の、
影を。
忘れ去られた
記憶の墓は
灰色の空に
滲む、
溶ける、
落ちる。
幾度と傷付けられた
剣の切っ先
誰の足跡を
踏みつけたのかさえ
誰も知らぬまま
くすんだ色のペンダントを
首に掛けたまま
地平線の向こう側を
仰ぎ見る
空が、割れる
静かに目覚め出した
この星は
泣いている
垂れ流した血の跡を
誰もが知っていながら
笑う、
嗤う。
狭間から覗く
空の色は青いのに
きっと溢れすぎた
なにもかもが
誰もが
知ってしまった
この星の記憶の果てを
この星の行く末を
この星の、
影を。