その先に光はない
希望も望みも全部捨てて
貴方が居た場所を
私は静かになぞった
泣きたいわけじゃない
答えはまだ出ないけど
泣く事が答えじゃないのは
自分が一番分かってる
だけど立ち止ってしまった私を
貴方はまた笑うのかな
懐かしさも面影も
痛みを感じる心の奥で
疼く瘡蓋を持ち上げて
終わる事を知らない
ピリオドの先の世界に
誰が願うというの?
静寂を引き裂いて
終わらない明日を千切って
貴方はここにいない
そんな最後なら
私は要らなかった
その手を引いて
貴方の場所まで行けたら
1と0だけの
羅列に埋もれないで
空に届いたのに