言葉が並んで


その上で君は踊っていた


綺麗なままで


意味を片手に


同じだけの感情を


その瞳に置いて


僕の手を取って


踊っていたんだ



この世界は


君の為にあるんだって


きっといつかは


そう言える気がして


浮かぶ笑顔を


重ねて心に刻んだ


ずっと一緒にいられたら


君はもう泣かなくていいんだ


淋しさも悲しみも


僕の声で和らぐなら


この心臓も


この身体も


きっと幸せなんだと思う



君の為の言葉は


他の誰かには意味を持たないんだ


君だけに


君の為だけに


僕の声は、


言葉は意味を持つんだ



だから君の手を取って


一緒に踊るんだ


一緒にいられる幸せを


心の端で感じながら