狂おしいほど愛しい


その頬に手を当てれば


温度だけが移る


それが幻想ならば


それでもいいとさえ思った


誰も望みはしないけれど


届かない願いは


心に巣食う呪いみたいに


貴方だけを望んだ


美しく気高い感情は


誰にも悟られずに


舞い散る様に砕けて


きっとそれが劇薬の様に


私の感情を壊してくなら


貴方の心に残りたい


少しでも、少しだけでも


移った温度に小さな感情を


私の温度に乗せて


あぁ、愛おしい


誰よりも


貴方だけを