夢を、見ていた


酷く辛い夢だった


ような、気がする



どうだったんだろう


夢の中の僕は


泣いていただろうか


苦しくて辛かっただろうか


それでも今、


目を開ければ


優しい世界がそこにある



もう思い出せないけど


それでもきっと夢の僕は


自分で立ち上がる


諦めの悪いところが


僕なんだから


だからこそ背中を押して


軽く叩きあって


重かったはずの一歩を踏み出せば


自分の足が支えになった


玩具じゃない


飾りじゃない


夢の中で叫んだ言葉が


心の中で反響する



ほら、目を開けて


今の僕は夢の住人じゃない


夢を見てる時間はないから


歩いて


進んで


答が見えてるんだ


そこにある答が


だから僕は目を開けた


手を伸ばした



望んだ掌はすぐそこにあって、