温かい風が


静かに隣を通り抜ける


いつもの風景


きっとそれは日常で


溶ける様に重なる


影を誰もが知る様に


当たり前になっていた


何よりも大事なもの



綺麗な空も


美しい月も


優しい風も


僕の構成する


何よりも大事なもの


誰もが知っているはずの


何かを思う気持ち


季節の中に消えていく


置き忘れたものが心寂しくて


探しものは日々増えて


その度に何かを忘れるから


当たり前が怖くて


当たり前が美しい



誰よりも僕自身が知っていた