空の色が移る


君が優しいだけの声が


遠くで、


綺麗で、


庇う事すら出来ないまま


死んでいく息に


、泣いた



沈んでいく雲に


背中を預ければ


見えないのに


見えた


世界の色が


鈍く、溶けた


なぞる線の後に


知らない私の傷を


誰かが引っ掻いて


膿が溢れる様に


感情が溢れた



落ちていく世界が


私を見送る


逆さ映りの万華鏡は


鮮やかな季節を


知りながら捨てた


空が美しい事も


知っていたのに、



だから、


声は映した


誰かの優しさに


触れる様にして