確かな事なんて


何一つないから


宙ぶらりんな言の葉を


この手で掴んだ


望んだのはこの言葉か


確かめる事もしないで


ただそこにあった


そして繰り返す音に


ありもしない感動を唄って


誰かが涙する様な


そんな物語に生きてみたかった



きっと何もかもあやふやで


朝焼けにぼやけた視界に


苦笑いの君を見つけた


どこかで遮断機の音がしてて


朝の喧騒がどこか遠い


まるで白い世界にいるみたい


夢みたいな空気が新しい


君が笑うのならそれでもいい


君の幸せだけを語ろう


歩いた道の長さも


険しさもなかったことにして


それだけを知ってればいい



その言の葉を掴んだ右手で


弦を弾いて音を鳴らす


君の幸せを唄う歌に


ありもしなかったはずの感動は


今はここにある気がした