痛みを感じた心に


血を流さぬ様釘を刺した



軋む音をたてた窓辺に


座り込んだのは


苦しさが僕を追ってきたから


寄せ合う事に抵抗しないのは


独りが悲しい事を知ってるから



それでも知らない温もりが


曖昧な距離を保って


飛べない鳥の様に終わりを待つ


歩けない足なんか要らないと


泣きながら手を伸ばす



最後を求めたのは


誰も僕を見ない世界なんか


あまりに悲しすぎたから


茨の楔が足に刺さって


上手く歩けない僕を哂う



呼吸を奪う様に


降り注ぐ雨が視界を塞ぐ


前を向けない僕は


俯いて染まっていく地面を


見てる事しか出来なかった




それでもまだ僕がここにいるのは


上手に生きれないから


呼吸を上手く出来る日まで


僕はここにいる


生きている。