地面を押し上げて


蒼穹に望む雲を手に取れば


あの空に開いた華が


今更になって僕に笑いかけた



手遅れなのか


間に合っているのか


分からないし、


別に知りたくもないけど


でも君が笑ってるなら


それでもいいかなって


思ってまた笑ったんだ



ほらまた開いたあの空で


君の場所までは少し遠いかな


それでもきっと今でも君は


あの河原で見ているんだね


だから僕は探さないよ


君を好きでいられたことは


今の僕の最大の誇りなんだから



開いた蕾に笑いかけて


誇りを胸に飾って


今すぐ君に逢いに行くんだ