薄紅色の花を掴む


小鳥は茨の鎖で繋がれた


翼は地に墜ちて


白銀の大地を紅で染める時


鉛の色の籠は壊れた


築いた物は脆く朽ちた城壁


逃げる事など許されない


永遠の枷が羽を黒く浸食する



赦しなど請いはしない


もう二度と空を飛べないのだから


死よりも辛く苦しい其れは


空を恋うた私への罰


それは痛みを伴って身体を侵す


硝煙の薫りを纏いながら


小鳥を地へ伏せた



薄紅色の花が視界を覆う


閉ざした目蓋の裏に


貴方の幸せをみた