鳥籠は哀しい


鉄に囲まれたまま


逃げる事の出来ない枷


鎖をその首に捲く


伸ばしても届かない


鉛色の空は遠い


藍色の瞳が瞬きした時


泡沫の泡が消える


息苦しくて辛い


それでも握りしめた掌が


紅い雫を零す


青白い手首を伝って


切り裂く静寂を共に


砂時計を落とした砂が


無いはずの感情が示す


終わりは来ない



始まりが遠くで啼いているから