まだ、月は消えない。 白銀の大地に 風は凪いだ 繰り返した因果に 眼を伏せながら それでも駆ける 真白の雪を纏い 白く濁る息を吹いて 琥珀を沈めた 美しいと言えずとも 手に落ちた花弁を掴む 溶けた冷たさを 見ぬふりしながら 風が吹いた 刹那に消える息吹を 美しき最後を、