何の為の正義か


見失う前から


何も持っていなかった


私は私の為にしか生きていない


それが例え何かの犠牲の上でも


それしか生きられないのなら


私は屍の上に立ち続けた


生きる為の術はもう知ってる


それを使うことも出来る


ただ、生きる理由がなかった


どうして生に執着する?


どうして生きる事を選ぶ?


どうして、どうして、どうして?


解らないけれど、生きたかった


生きる為に失ったモノは多かった


それでも生きてて良かったと


思えるモノも多かった


何の為の正義か解らないけど


それでも生きようと


生きていきたいと


そう、思えた