風の通り道に


君は立つ


『忘れはしない』と


呟く様な声に


在りもしない悲しみを覚えた



寂しい様な静寂に


君はまだ泣いているんだね


一人だと、孤独だと言って


膝を抱えているんだね



ならば僕の元へ来ればいい


話せないなら話さなくていい


言いたいなら吐きだせばいい


ただ、傍にいるだけだから



風が凪いでいるなら


君は泣けばいい


それを受け止める事が出来たなら




僕は



君を



『忘れは、しない』