抱きしめた温もりが




痛い程温かかった






愛してくれてたのだろうか




傷付けてはいなかっただろうか




解らないまま




僕だけが歩いていた






道は遠かった




後どれだけ歩けば




僕は空へゆけるのだろう




手を伸ばしても




隙間から零れる光が眩しい






だから




その腕で抱いて




痛みで爪痕を残して




忘れない様に




愛して








愛した腕の中で泣き叫びながら