僕には解らない
人の痛み
誰にも解らない
僕の痛み
答は出ないまま
僕は僕の生を肯定した
けど皆そうなんだ
無関心
肯定をしない代わりに
否定もしない
それでいい
それでいいと何度も呟けば
それが現実になる様な気がして
きっと今はそれだけが真実
人は知らない事を知らないまま
迫り来る真実に脅えるんだ
知らない事を盾にして
無知は罪だと認めない僕たちは
誰かを傷付けてきた
何故知らない?
知ろうとしない?
知る事が罪な訳ではないのに
常識を履き違えて
また誰かを傷付けるのか?
そうして気付く
答など在りやしない事に
それは選択肢の一つだという事に
だから僕は肯定した
それを“選択”したんだ
解りやしない痛みを受け入れる為に
もう、誰も傷付けない為に
それが僕の出した、答。
僕が僕を肯定する為の、答。